ベトナムに発見されて間もない、世界最大の洞窟があります。
イギリスのグループによって2009年に発見されたその洞窟はソンドン洞窟といいます。
ベトナム中部のジャングルの中、フォンニャ・ケバン国立公園内に位置するソンドン洞窟は全長7km、高さ240mもあります。
所々で誕生が崩れているため、そこから差し込む太陽の光が神秘的な空間を演出しています。


2009年にイギリスの探検家に発見されるまで、地元住民にしか知られていなかったこの洞窟。
まだまだ調査が進んでいない現時点で、既に洞窟の中では多くの新種の生物や古代の苔などが発見されているようです。
世界でもまだまだ全貌が明らかになっていない、神秘のベールで包まれている洞窟だと言えます。


洞窟内には毒ムカデも這い回っているのだとか。
その他、ケーブパールと呼ばれる希少価値の高い洞窟真珠も大量に存在しています。
洞窟の天井から落ちる水滴に含まれている炭酸カルシウムが小さい石に付着したもので、長い年月をかけて作られたもののようです。

ベトナムといえばホイアンやハロン湾など、世界遺産の美しい景観が人気ですが、まだまだこんな秘境が眠っているんですね。
世界一の秘境の洞窟を、いつか自分の目で確かめてみたいものです。
アクセス
ソンドン洞窟への行き方です。
ソンドン洞窟へはフエ発着で、2014年の2月から旅行者が参加できる探検ツアーが開始されました。
しかし、その値段は4泊5日で1人あたり3,000ドルと超高額、、、。
それでも参加したい、参加してみようかな、、、という方はこちらのサイトから申し込みできるようですよ。
ちなみに、2017年は1月から8月までツアーが開催されていました。500~600人を受け入れる見通しだったようですが、初日で7割も予約が埋まってしまったのだとか。