コロンビア第2の都市メデジン(スペイン語:Medellín)。
首都ボゴタに続く規模の街で、ジンオウは約250万人ほどです。
「革新的な都市」「美人街」など、様々な魅力があると言われています。
まず「革新的」と言われる所以ですが、それはメデジンのインフラの整備状況にあります。
メデジンでは南米では珍しいメトロが走っています。

北から南へ続くラインA、西へ続くラインBの2つの鉄道線があり、合計27の駅があります。
しかも、ほとんどのチケットは1ドル以下と格安なので、安く街を周遊できるようです。
その他にも3つのケーブルラインがあるようで、見晴らしのいい場所にも楽にいけるようです。

メデジンの街は中心部が低くなっていることから、低地や高地の行き来を楽にするためにこのようなケーブルカーがいくつもあるのだそうです。
高地は貧しい人が住んでいるいわゆるスラム街のようになっている場所もあったようですが、今ではケーブルカーのおかげで数分で行き来でいるようになったため、高地の人も働きにも出やすくなったようです。
コロンビアでは何十年にもわたって経済的不安、ゲリラ戦、麻薬密売や強盗などの犯罪、それによる市民の不安など、多くの問題を抱えて来ました。
コロンビアで起きた恐怖のニュースはあとを絶ちませんでした。
しかし、近頃選出された新しい大統領フアン マヌエル サントスは国のインフラの開発に積極的に投資し、そのことがコロンビア市民の道を開きました。
彼が就任して以降6年間で約460万人が貧困から抜け出したと言われています。
そして「美人街」については、いろいろな記事でとりあげられているので、本当に美人が多いようですね。単純に首都ボゴタに続いて人口も多いようですし。

美女大国として名高いコロンビア。さすがです。
コロンビアはスペイン語が公用語のようですよ。男性の皆様は英語なんかよりスペイン語を一生懸命勉強して体を必死に鍛えてコロンビアを訪れてください。
また、美しいのは女性だけじゃなくその街並み。
建物はレンガづくりがほとんどであり、街の高い場所から見渡すと、街全体は赤茶色に見えます。

夜になると独特の地形から、また別の景色を楽しむことができます。

メデジンだけでなく、近郊のグアタペという街もカラフルな街並みや広大な自然の景色が楽しめる素敵な場所のようです。
◼️メデジンを訪れる際の注意点
このように魅力的な街のメデジンですが、やはり危険も伴います(メデジンに限った話ではないですが)。
2016年にはここメデジンで日本人大学生も射殺されています。
携帯電話、タブレットを強盗2人に取られ、犯人を追いかけて追いついた際、犯人の仲間に銃で撃たれたそうです。
現在メデジンでは、スラムといっても親切な人が多く、のどかな雰囲気に包まれているようです。
しかし、昔に比べて治安は良くなったと言えども油断は禁物です。
もしも観光中に強盗に被害にあったら、犯人を激情させないことに注力し、絶対に抵抗しないことです。
この事件から、そのことを学び、同じことを繰り返さないようにしないといけないですね。