12月に入って、もうすぐクリスマスですね。
皆様、今年のクリスマスはどちらでお過ごしでしょうか。
日本国内外で、クリスマスのイルミネーションが綺麗な場所はたくさんありますよね。
ドイツのローテンブルク・オプ・デア・タウバーという街もその1つ。
ヨーロッパで一番有名なクリスマス村として知られています。
中世の街並みを守るローテンブルク旧市街。
「中世の宝石箱」の愛称で親しまれているこの街。
まるで中世にタイムスリップしたかのような街並みを楽しむ事ができます。

この街が観光地として人気な理由は、なにもこの街並みだけが理由ではありません。
ロマンチック街道と古城街道、2つの人気街道が交差する地でもあり、観光の拠点としても便利という点でも、人気の街になっています。
街の名物である食べ物、シュネーバル。
「雪玉」という意味の名前の通り、雪玉のような形をしており、食べ応えのあるお菓子です。
プレーン以外にもチョコなど、色々な味のものがありとても美味しいそうです。一応、小さいサイズのものもあるのだとか。

この街のマルクト広場はクリスマスになるとツリーや出店で賑わい、デコレーションされた街とともに華やかなクリスマスムードに包まれます。


広場の周辺だけでなく、街全体も綺麗な灯りに包まれて、ロマンチックな雰囲気を漂わせています。


このようにクリスマスになると、ひときわ賑わう街なのですが、実はこの街、世界的に有名なクリスマスショップ「ケーテ・ウォルファルト」の本店であるクリスマスビレッジがあることから、一年中いつでもクリスマスの気分を楽しむことができます。
そのお店の場所は広場の近くに止まっている、プレゼントをたくさん乗せた赤いバスが目印です。
広い店内にはくるみ割り人形や、ドイツならではのクリスマスピラミッドやお香人形など、伝統的なものからオリジナルなものまでたくさんのクリスマスグッズが並べられています。

店内の装飾も店の中とは思えないほど素晴らしく、まさに夢の世界といった仕上がりになっています。

また余談ですが、この街のほぼ全てのレストランには日本語メニューが用意されているようです。
人気スポットである「中世犯罪博物館」にも日本語パンフレットが準備されているようです。
英語もドイツ語も話せなくて不安だという方でも、安心して観光しやすい街なのかもしれません。