ニュージーランドのテ・クイティの町から12km北西のところあるワイトモという町に、世界でも珍しい独特の光景をみることのできる鍾乳洞があります。
ワイトモは牧草地帯が広がるのんびりとした平たい場所にあります。
この町の唯一にして最高の観光資源となっているのが、「ワイトモ洞窟」です。
その洞窟は、約3,400万年前から約2,300万年前の漸新世と呼ばれる地質時代の石灰岩で形成されています。

なぜこの洞窟が人気なのかというと、この地下で青白く光り続ける、数多くの土ボタルをみることができるからです。

「世界で8番目の不思議」という不思議な呼び名のあるワイトモの土ボタル。
鍾乳洞そのものもすごいのですが、洞窟内では土ボタルの数の多さ、その美しさに圧倒されます。

この土ボタル、実はハエの仲間の幼虫で、蛍とよく似た光を発することから、そのような名前で呼ばれるようになったようです。
「幼虫」という言葉だけを聞くとなんだか気持ち悪く感じてしまう方もいるかもしれませんが、こんなに綺麗に光り輝いて美しい景色を見せてくれるのなら、イメージ変わりますよね。
洞窟内を散策したいという方は、ニュージーランドのオプショナルツアーから観光できるようです。
