スイスの中部にある街ルツェルン。
周囲をピラトゥス山とリギ山に囲まれルツェルン湖の湖畔に位置する、自然豊かで美しい町並みが魅力の街です。
ルツェルンの町並みと街中を流れるロイス川、その奥に広がるルツェルン湖が織りなす景色は素晴らしい絶景です。

あまりメジャーな街ではありませんが、のんびりと優雅な旅をしたい方にはぴったりの街です。
◾️旧市街地
街中にある旧市街地では、まるで中世にタイムスリップしたかのような雰囲気を感じることができることができます。

街中の古い建築物やワイン広場には美しいフレスコ画が描かれており、まるで美術館にいるような感覚にさせてくれます。
オシャレなショップや魅力的なレストラン、カフェなども並んでおり、週末には屋台も出店します。
クリスマスなどの時期にもさまざまな催しがされ賑わいみせています。
◾️カペル橋

14世紀にロイス川に作られた屋根付きの木造橋で、城砦の一部として建造されたそうです。
橋の全長は204mで、ルツェルンの街と旧市街地をつないでいます。
橋の天井部分にはルツェルンとスイスの歴史やルツェルンの守護聖人にまつわる伝説などを描いた絵が架けられています。

橋の途中にある8角形水道塔は、一時期牢獄や拷問所として使われていたのだとか。1993年8月に火災によっては新夫大部分が焼失しましたが、1994年4月に再建されました。
橋の周りにはゼラニウムの鮮やかな花が咲いており、川では優雅に白鳥が泳いでいるようです。
◾️瀕死のライオン像

この場所もルツェルンを代表する観光スポットの1つ。
1792年、フランス革命時に700名を超えるスイス傭兵たちがパリのチュイルリー宮殿でルイ16世とマリー・アントワネット、その子ども達を守って命を落としました。
その後、そのエピソードに感銘を受けたデンマークの彫刻家が、勇敢な死を遂げたスイス傭兵を偲んで1821年に作ったのがこの記念碑です。
砂岩の岩壁を削って作られた魅力的な像は、歴史的な背景を学んでから行くと感動時な思いを馳せながら鑑賞を楽しむことができるでしょう。
◾️ピラトゥス山

スイスの中央部に位置するこの山。
竜伝説をはじめ数々の神話が存在し、英国のヴィクトリア女王やスペインのカルロス王などが訪れた19世紀から現在まで、その神秘性と眼下に広がる美しい景色を求めて多くの観光客が訪れます。
標高2100mの山頂からは、アルプスの山々や美しい湖などの壮大な大パノラマを満喫できます。
山頂にはルツェルン湖に面するアルプナハッシュタット駅から世界際急勾配の歯車式鉄道で行くか、クリエンスからロープウェイで行く事ができます。


アクセス
ルツェルンへは、チューリッヒから鉄道で1時間程度で行くことができます。
日本から行く場合、東京からだとまず成田空港からチューリッヒに向かいます。
日本からチューリッヒまでのフライト時間は約13時間です。