スイスの首都ベルン。
首都でありながら人口は14万人ほどで、国内で規模の大きさは4番目になります。
ベルンの旧市街地は当時の状態がそのままの姿で残っている状態の良さから、世界遺産に登録されています。絵に描いたような美しさを誇る旧市街地は、急角度に歪曲しうているアーレ川にスッポリと収まっています。

このように川に囲まれていることから、旧市街地の見所もコンパクトにまとまっています。
ベルンのシンボルである時計塔「ツィートグロッケ・トゥルム」

13世紀に街を囲んでいた外壁の西門として建設されたこの時計は、スイス最古の時計塔とされています。16世紀再建されて現在の時計塔となったようです。
この時計塔、毎時56分になったときに人形が動き出すからくりになっています。

ベルンのシンボルである熊の楽器演奏と踊り、道化師が登場する仕掛けはさすが時計の国スイスといった感じですね。
またまた、誰もがしる物理学者アインシュタインが1903年から1905年の3年間を過ごしたアパートもこの時計台のすぐ近くにあります。

たったの3年間ですが、かの有名な相対性理論を含む重要な論文が生み出されたのは、ここベルンに住むわずかな期間の間だったようです。
アパートの内部は一般公開されており、アインシュタインがどのような部屋で生活していたのかを見学することができます。

その他、街の中にはたくさんの噴水があります。その数なんと100以上。
j国会議事堂前のブンデス広場にも噴水があり、この広場では常に様々なイベントが催されているようです。日中は子ども達の遊び場と化している様子。

そして噴水で遊ぶ子どもたちを見守るかのように、噴水の近くにはユニークな銅像が建てられています。ベルンを築いたツェーリング家を記念している泉「ツェーリンガーの泉」には甲冑を着ている熊が。

その他噴水のある場所に限らず、街のあちらこちらにこのようなユニークな像が立っているようです。

他にもベルンの街にはベルンで半生を過ごしたスイスを代表する画家パウル・クレーの美術館やバラの咲く庭など、たくさんのも見所があるようです。物価が高いイメージのスイスですが、他の街も含めて訪れてみたい場所です。
アクセス
スイス中央部に位置し、チューリッヒとジュネーブを結ぶ鉄道線のほぼ中間に位置するベルン。
チューリッヒ国際空港から鉄道で1時間18分、ジュネーブからだと1時間41分ほどで行くことができるようです。チューリッヒ国際航空からの値段は日本円で約6300円ほどのようです。
