日本人の99%が訪れることは無いと言われているベラルーシ。
そんな国の首都はミンスクと言います。ベラルーシでは人口が減少傾向にありますが、
ここミンスクの人口は増加し続けているようです。
ジョージアを訪れた時もそうでしたが、ロシアに面した国は旧ソ連の影響を受けている様子を、町の建物や車、話されている言語を通して感じることが多いです。


ここベラルーシでもロシア語が母国語に続いてよく使われているのだとか。町の地図にはロシア語しか使われていないものもあるようです。
ミンスクの見所は、ミンスク中央駅から徒歩圏内に詰まっているようです。
ミンスク中央駅前には巨大な「ミンスクゲート」が聳え立っています。

ミンスクゲートを進んで少し歩くと、赤い教会として知られるローマ・カトリック教会の「聖シモン・聖エレーナ教会」があります。

この教会にはカトリック長崎大司教区が贈った献金を基に作られた長崎の鐘の複製が置かれています。

この場所には長崎・広島・福島の土が埋められているんだそう。
世界で最初に核実験が行われたニューメキシコ州の土も埋められているんだとか。
ロシアのチェルノブイリ原発事故の影響もあり、ベラルーシでは世界各国で発生してしまった核の被害に共感の意を示しているんですね。
そして、この教会の前にも旧ソ連を感じさせる場所が。
教会の前に広がる独立広場。

過去にはレーニン広場とも呼ばれていたそうです。広場にはレーニンの像も建っています。

他にも、ミンスクにはだだっ広い場所がたくさんあります。
勝利広場には、40mを超えるオベリスクが建っています。

このオベリスクの足元には、ソ連の活躍を表現する絵が描かれています。

特に絶景があるわけでもない町ですが、観光客の多い場所とは違った独特の空気感を感じることのできる町だと思います。
ちなみに、訪れた人は町で関わった人は皆親切だったと言います。
アクセス
ミンスクへの行き方ですが、まず、ベラルーシに入国するにはビザが必要です。
しかし、2017年2月12日より、下記条件
1. 5日間以内の滞在
2. ミンスク国立空港内の税関からの国境を超え
を満たせば、ビザなしでも入国できるようです。
また、必要な書類などは下記、大使館のサイトを参考にしてください。
他にも、長期滞在を予定や、別ルートからの入国を予定していてビザの発行が必要な場合は、上記のサイトを参照してください。
空港から市街地には連絡バスが走っているようです。
空港へは、ベルリンやモスクワ、ラトビアの首都リガからの便が通っています。
陸路の場合は、ウクライナのキエフから列車で行くか、エストニアからバスでいくことになります。
宿情報

清潔でスタッフも親切なことで知られている宿。料金も最安クラスで一泊¥780~で宿泊できます。館内全域で無料WiFiも利用できます。