オセアニア

ウルル

「世界の中心で愛を叫ぶ」で有名になったウルル(エアーズロック)。

広大な砂漠の中にある一枚岩です。

ウルルは世界でに二番目に大きな一枚岩です。

高さは348m、周囲は9.4kmもあります。

出典:https://www.mostbeautifulspots.com

このウルル、エアーズロックという名前で呼ばれることの方が一般的だと思います。

ウルルは先住民アボリジニの言葉で、エアーズロックはイギリスの探検家が探検行の途中、この岩を発見した際につけた名前なんだそうです。

そんなウルル、実は地表に出ているのはほんの一部で、地中に深さ数キロに渡り繋がっている超巨大な岩なのだとか。

ウルルが現在の姿になったのは今から7000万年も前と言われています。気が遠くなるような大昔ですね。笑

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地質学的にも貴重な存在であり、先住民のアボリジニに長年崇められてきたウルル。今では世界遺産にも登録されています。

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アウトバックと呼ばれる赤く乾いた大地に突如現れる巨大な一枚岩の光景はとても神秘的で、世界中の観光客を魅了しています。

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そんなウルル、サンライズやサンセットの時間には、刻々と色が変化します。サンライズの時間には夜明けの姿に姿を表す神々しい姿を、サンライズの時間には夕日に照らされて、あ赤く燃えるように染まる姿を見ることができます。

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朝は冷え込むので上着を持って行ったほうがいいかもしれません。

ちなみに、観光のベストシーズンは春から秋にかけての4月〜11月くらい。その時期が比較的気温も高すぎず、過ごしやすいようです。ちなみに、最低気温と最高気温は15度近くにもなるので、上着は必須みたいです。紫外線が強い地域のため、帽子や日焼け止めも必須。

さらに言うと、ウルルに登ろうとしている人は、少し日程に余裕を持って行った方がいいかもしれません。理由は、ウルルの周辺は風が強く、岩の上まで登れない日が頻繁に発生するようです。

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そして、ハエがめちゃくちゃいるということでも有名です。この対策として、虫除けのネットを購入しておくか、長めの服装をしておいた方がいいかもしれませんね。しんどいですよ。虫が多いと。(メスティアの二の舞にならないように。)



アクセス


ウルルまでの行き方ですが、日本から行く場合、近郊の街までの直行便はありません。飛行機を乗り継いでいくことになります。

1.日本からシド二ー、ケアンズ、メルボルンのいずれかの空港に行きます。所用時間は、東京からの場合、直行便で10時間弱。

2.カンタス航空の飛行機を乗り継いでコネラン空港(エアーズロック空港とも呼ばれる)に向かいます。所要時間は2時間半〜3時間ほど。

3.カンタス空港から「エアーズロックリゾート」と呼ばれる宿泊施設やショッピングセンターが立ち並ぶエリアを目指します。カンタス空港を使えば、そこまでの無料シャトルバスを利用することができます。

4.リゾートからおよそ20kmの場所にウルルがあるので、ツアーなどに参加して向かいます。他にもレンタカーで行くか、タクシーで行くこともできるようです。ここはツアーの内容や料金なども比較して、自分に合った方法で行くことを勧めます。