ノルウェー海に浮かぶロフォーテン諸島。
北極圏に位置しているものの、気候は温暖なこの島々。
地図で見ると、ノルウェーの上部3分の1くらいの北西部に位置しています。
自然大国ノルウェーの中でも、とりわけ美しい場所として知られているロフォーテン諸島は、ノルウェー人にとっても憧れのスポットと言われています。
北極圏に位置していることから、5月末〜6月半ばは太陽が沈まない白夜、12月頭〜1月頭までは太陽が登らない極夜(ポーラーナイト)となり、運がよければオーロラを眺めることができます。


ガルフ湾流という温暖な潮流の影響で、この地域のもっとも寒い時期でも平均気温マイナス1度程度。
オーロラの鑑賞もしやすいかもしれません。
また、ロフォーテン諸島の島々は高く印象的な山々、美しい海とビーチ、入り組んだ入江など、手付かずのまま残されている自然が多く存在しています。
北から南までの170kmあり、移動手段としてはバス、車、自転車など様々な手段があるようですが、島のどこにいても息を飲むような自然の景色を眺めることができるようです。




ロフォーテン諸島では漁村としての歴史が1000年以上あるほど漁業が盛んなようです。
特に冬はタラが産卵のために集まることから、捕獲されたタラが干される風景も有名なんだとか。


タラコはペーストとなってノルウェーの食卓に並ぶようです。
主にパンにつけて食べるのだとか。
アクセス
ロフォーテン諸島への行き方ですが、飛行機と船のどちらかで行くことができます。
オススメはボードーという街から船を利用する行き方。
所要時間は3〜4時間ほど。


船の移動を選べば、海からロフォーテン諸島の美しい山々をゆっくりと眺めながら移動することができます。
宿情報
宿泊施設としてはローブーと呼ばれる「漁師のキャビン」がオススメです。
海沿いに建てられたキャビンの下側は海になっており、そこに漕ぎ船を停められるようになっています。
キッチンもあるので自炊もできます。
