中央アジア南西の国トルクメニスタンのダルヴァザ。
ここに「地獄の門(The Gate of Hell)」と呼ばれる場所があります。
「地獄の門」と呼ばれるその場所は砂漠の中にあります。
ダルヴァザの集落からは徒歩か車などで向かうことになります。
そして、地獄の門にたどり着くまで特に目印のようなものがないので、GPS付き携帯などを持参しましょう(電池切れ注意)。一人で迷ったらこうなるかもしれませんね。

ちなみに、砂漠ということでトカゲのような生き物がいるようです。
サソリもいるということでご注意を。
そして徒歩の場合、日が沈み始めてから向かうことをおすすめします。砂漠は夜の方が涼しく、目的の地獄の門は暗い方が見つけやすいのだとか。
1時間半ほど歩けば目的の場所に辿り着くことができます。



これが地獄の門と呼ばれている巨大な燃え盛るクレーターになります。
直径100m、深さ20mにもなるこの穴。40年以上も燃え続けているようです。


実はこの燃えさかる巨大なクレーター、人の手によって作られたものなんだそうです。
1971年、この地でボーリング調査が行われていました。調査員たちは調査を進める中で天然ガスの噴出する洞窟を発見。採掘用の巨大な装置なども導入し、本格的に調査を始めたその時、地盤が沈下させてしまい、この巨大なクレーターが発生しました。
そしてこの巨大なクレーターから有毒ガスが吹き出してしまった際、被害を止めるために人間が火をつけたことがはじまりのようです。
可燃性ガスに引火した火は、以降47年間消えることなく燃え盛っているようです。

砂漠の夜は寒いですが、朝日をも見るために、地獄の門で野宿する人も多いのだとか。
サソリに注意ですね。
そして実はこの巨大なクレーター、現在トルクメニスタン政府が埋め立てを計画中のこと。
見にいくなら今のうち、ですね。
アクセス
ダルヴァザへは、路線バスとシェアタクシーを使って行きます。
アッシガバード空港を出たら、まずは近くのAwtobus wokzalyというバス停に向かいます。空港から一番近いバス停です。
そこで「Cogenly owtoyol menyili」に行きたいと周りの人に声をかけましょう。笑
このバス停から料金50円弱ほどのバスに乗り1時間ほどで小綺麗なバスターミナルに降ろされます。
今度はそこで「シェアタクシー乗り場に行きたい」と言いましょう。周りの人に。
そうすればようやくシェアタクシー乗り場につくので、そこからはシェアする人を見つけて、値段交渉して、ダルヴァザに着きます。はい、完璧ですね!!笑