モンテネグロの世界遺産の街コトル。
4世紀に渡りベネチアに占領されていた時代、ベネチアはこの地に城壁を築き上げました。
城壁に囲まれたコトルの街並みには、今でもベネチアらしい景観が色濃く残っています。
コトルの街はアドリア海を囲む山の麓にあり、美しいエメラルドグリーン色をした海に面しています。

コトルの街は小さく、端から端まで歩いても30分弱。半日あれば街の全体を見て回れるようです。
街の細い路地に入れば石畳になっています。両側には歴史的な建物をみることができます。

街の中心広場には1602年に建てられた、今も動いている時計台があります。

他にも街を歩けば、貿易によって豊かになった商人たちが築いた館を見ることができます。
今ではその歴史的な館にホテルやレストランが入っているようです。

コトルの街を一望できる山の山頂には、万里の長城のような山の上まで続く城壁や階段を登り、30分程度で辿りつけます。



コトルの街にある建物の屋根はオレンジ色に統一されています。

街自体は小さくすぐに周れるようですが、せっかく訪れた際には、この景色を眺めてゆっくりとした時間を過ごしたいものですね。
アクセス
コトルへの行き方ですが、クロアチアのドブロブニクから直行バスが出ています。
午前9時ごろと午後3時ごろの2便。
片道2時間ちょっとなので、一応日帰りでコトルに行くことも可能なようですが、かなり慌ただしい日程になりそうです。
料金も片道2000円くらいのようなので、時間があればコトルに一泊してゆっくりした方がいいかもしれませんね。
ちなみに、ドブロブニクのバスセンターは旧市街地から少し離れてます。
一方、コトルのバスセンターは旧市街地から徒歩5分と近いようです。
もともと街が小さいからというのもありますね。
宿情報

山小屋風のインテリアが並ぶ宿。ドミトリーのある安宿。