日本の半分ほどの面積で、人口は北海道と同じくらいの570万人という小さな国キルギス。
誕生したのは筆者と同じ1991年。同い年。
そんなキルギスの山間部にある、のどかな街カラコル。
1910年に中国から逃れてきたイスラム教徒のドゥンガン人が多い街でもあります。
ソ連時代はソ連の国境警備の軍事として栄え発展したこの街。
現在でもロシア軍が常住しており、街に点在する像などからその歴史を感じることができます。



山間部の都市ということもあり、街のいたるところから遠くに雪山を眺めることができます。


人口7万人程度の小さな街には、のんびりとした空気が流れています。
家のつくりや、市場に売れらているものもなんだかかわいいものが多いようです。





そんなのどかなこの街はトレッキングの拠点の街としても知られています。
旅人たちはここで一休みしてからトレッキングに向かうんですね。
カラコルからは、中央アジアのスイスと呼ばれる温泉保養地、「アルティン・アラシャン」を目指すことができます。


アルティン・アラシャンはキルギス東部、天山山脈の山腹にあります。カラコルのツアーオフィスで観光の相談や宿の手配をして、一泊二日のトレッキングをすることができます。

途中の山道は一本道なので迷うこともなく、ガイドも特に雇う必要は無いようです。
アクセス
カラコルへの行き方ですが、首都のビシュケクからマルシュルートカ(ミニバス)で行くことができます。
ビシュケクの西バスターミナルから乗って、7時間ほどでから混むのバスターミナルに到着します。料金は350ソム(560円くらい)。途中、琵琶湖の9倍もあるイシククル湖を眺めながらの移動になります。

宿情報

家族経営の宿。オーナーは英語が話せます。
共同キッチンやノートパソコンも備わっています。もちろんWi-Fi無料。朝食もついています。