トルコの世界遺産カッパドキア。
言わずと知れた、自然景観だけでも見所満載の奇岩地帯です。
カッパドキアの観光の中心地はギョレメ村。
エセンテペという場所にある「ギョレメパノラマ」という場所に行けば、ギョレメの村を見渡すことができます。


街にはどこに行っても奇石だらけですが、その中でも特徴的な奇石のあるポイントがあるのだとか。「デヴレントの谷」と呼ばれる場所にある奇石は、ナポレオンの帽子、聖母マリア像など、他にも様々な呼ばれ方をしている岩があるようです。下の画像は「ラクダ」と呼ばれている岩なのだとか。

そもそもこの奇石群、なぜできたのかというと、大昔にこのエンジェルス火山(標高3917m)が噴火し、長い年月をかけて堆積した火山灰と溶岩が層となり、長い年月をかけて風や雨で侵食されて創り上げられたそうです。下がそのエンジェルス火山。

そして紀元前4000年ほどの頃から人が穴を掘り住むようになったのだとか。
そしてカッパドキアには巨大な地下都市があるというのをご存知ですか?
有名なのはデリンクユの巨大地下都市。発見されたのは1963年で、ある男性が自宅の壁を壊した際に、謎めいた部屋を発見したことがきっかけでした。



中はアリの巣のような感じなのだとか。地下都市の面積はサッカーコート65個分、確認できているだけでも地下16階まであり、紀元前に20000人以上の人が住んでいたと予想されています。しかし、実情は21世紀になったいまでも謎に包まれており、様々な憶測が飛び交っています。
さらに2015年、カッパドキアでデリンクユちは異なるネブシェヒルという場所で、過去最大と推測とされる地下都市が発見されました。住宅建設プロジェクトの際に発見されたのだとか。
現在は考古学者や地球物理学社が調査中とのこと。既に調理場やワイン醸造所などが発見されているようです。

そしてカッパドキアといえばこの気球と合わせた美しい風景。

ツアーで参加できるようなので、カッパドキアに訪れた際はぜひトライしてみたいですね。
アクセス
カッパドキアへの行き方です。
飛行機の場合、イスタンブールの空港から90分で到着します。料金は1500円〜。
イスタンブールに空港は2つあります。
IST(アタチュルク)空港と、SAW(サビハギョクチェン)空港です。
どちらの空港からもカッパドキアの最寄りの空港ASR(カイセリ)空港にいけるようですが、SAW空港の方が便が多いようです。
カイセリ空港からカッパドキアの観光の中心地ギョレメには、車で1時間ほどで着くようです。
宿情報

すぐに予約が埋まってしまう人気の宿。立地も良く、洞窟のリゾートという感じ。

カッパドキア最安クラスの宿なのに清潔でサービスが充実。バスセンターまでの無料シャトルバスもある。朝食もついてます。こちらもすぐに予約が埋まってしまうようです。