アジア

パーイ

タイの北部の都市でよく知られている場所に「チェンマイ」があります。

11月ごろになると、たくさんのランタンが打ち上げられるコムローイ祭りが有名ですね。

そんな「北方のバラ」とも呼ばれている美しい古都チェンマイではなく、

今回は「パーイ」という街をご紹介させていただきます。

チェンマイからバスで3時間ほどの場所にパーイはあります。

地図で見るとこの辺りになります。


地図の通り、かなり北の方にあります。

山の中にある街なので、バンコクやチェンマイに比べて気候もやや過ごしやすい気候となっています。

パーイのポイントを以下に挙げていこうと思います。

車酔いに注意!762個のカーブ地獄

チェンマイからパーイまでの道は、初めはまっすぐ高速道路のような場所を走りますが、

1時間ほどすると山道に入っていいきます。

この山道に入ってからが問題で、本当にカーブが多いです。

車体もかなり揺れるので、車に酔いやすい方は酔い止めを先に飲んで置くことをおすすめします。

途中1回だけ、10分ほど休憩をとってくれます。

私が乗った時には、往復どっちもこの休憩所で外国人が吐いていました 笑

(ちなみに私は往復便どっちもほとんど爆睡していたのでノーダメージでした。)

「パーイに行くんだけど、どんな所?」とチェンマイで地元の人に声をかけると、決まって吐くポーズをとっていた理由がわかりました 笑

芸術家が集う街パーイ。宿もお店もとってもオシャレ

パーイはタイの各地から芸術家が集まった街のようですね。

ゲストハウスも安くてオシャレな部屋が多いです。(ハイシーズンの11月〜3月は宿の値段が何倍にもなるようですが)

また雑貨屋さんも多く存在し、雑貨好きな人にはたまらない街だと思います。

私は雑貨が好きなので、下の写真にあるお店に何回も通っていました。

カフェやレストランも一工夫している店が多く、お店の雰囲気とともに美味しいコーヒーやごはんが味わえます。

踏み外したら最後?スリル満点のパーイキャニオン

リポビタンDのCMの場所じゃないか!?と思ったのは私の所感ですが、、、

パーイの中心部からバイクを借りて10分ほど走った場所にパーイキャニオンという崖があります。

グランドキャニオンのリトルバージョンと言われているとかいないとか。

パーイキャニオンは意外と広いので、探検してみると楽しいですよ。

一応、頂上のような場所もあります。

ちなみに高さはどこもこんな感じ。高所恐怖症の方は大変かも。

パーイキャニオンには夕日を見に訪れる人が多く、夕方にもなるとたくさんの人が集まってきます。

夕日を見る人は旅行者がほとんどですが、中には地元の警察官もいたりして、みんな夕日の美しさにみとれていました。

パーイから手紙を送りましょう

パーイはタイで人気の映画「Pai In Love」のロケ地になっていて、その映画の中で手紙を出すシーンがあったことが影響して、街中にはいたるところにポストがあります。

街のお店にはポストカードも豊富に取り揃えているので、街を訪れた際には大事な人へ手紙を書いてみるのもいいかもしれません。

温泉で旅の疲れを取りましょう

パーイの郊外にはいくつか温泉があります。

有料の場所もありますが、中には無料の場所もあります。私は無料の場所に行きましたが、たくさんの旅人たちがくつろいでいました。バイクを借りて遊びにいってみるのもいいかもしれません。

また、私はいったのは無料の場所でしたが、服を着ての入浴がが義務付けられていました。

有料の温泉について詳しくは知りませんが、水着は必要のようです。

アクセス

チェンマイからパーイまでのアクセス方法は大きく分けて3つあります。

1.ミニバン

ミニバンはクーラーも効いている上ローカルバスよりも早いのでおすすめです。(所要時間:3時間、片道:150バーツ)

 

2.ローカルバス

ローカルバスでゆっくり移動するのも良いです。

クーラーはついていませんが、自然の風を浴びながらのんびり移動したいという方は1日1本出ているローカルバスをおすすめします。

チェンマイ→パーイ(発車時刻7:00)

パーイ→チェンマイ(発車時刻12:00)

(所要時間:4時間、片道:80バーツ)

3.バイク

チェンマイでバイクをレンタルして自力でパーイを目指すこともできます。

バイクでまっすぐ伸びた道や山道を駆け抜けるのは爽快ですし、車酔いする心配もありません。

慣れている方であれば、バイクをレンタルすることをおすすめします。

国際免許は無くても借りることができますが、一応時に警察官がねずみとりしているので事前に準備しておくことを推奨します。

(ちなみに捕まると500バーツほどの罰金をとられるとか、、、)

ちなみに最も安いバイクで100バーツ/1日からレンタルできますが、山を越えての移動になるのでもうワンランク上の140バーツ/1日のバイクをレンタルすることをお勧めします。

また、注意事項が2点あります。

注意事項1:燃料は十分に補給していく

注意事項2:タイヤのスリップに気をつける

注意事項1に関して、山道にはとくにガソリンスタンドはありません。山道で地元の方などに迷惑をかけないよう、ガソリンの残量には気を配っておきましょう。

注意事項2に関して、山道には砂利が広がっている場所や、石ころが転がっている場所が多々あります。特にカーブで曲がる際には十分注意してください。パーイで、チェンマイからパーイにバイクで来る途中スリップして怪我をしたという外国人にたくさん会いました。自己責任ですので、無理はしないように。

いろいろ書きましたが、パーイにはまだまだ魅力があります。

夜の屋台や、川の向こうの宿や、焼肉食べ放題のお店や、、、

長くなってしますので、あとは実際にいってみて確かめてみてほしいです!