アジア

パンガン島

突然ですが、EDM(Electronic Dance Music)は好きですか?
クラブシーンでよく耳にする音楽ですね。私はパリピじゃないですが、EDMは好きです。
あなたがパリピもしくEDM好きならば、タイのパーティー島として有名なパンガン島に行きましょう。

このパンガン島ではさまざまなパーティーが連日催されていますが、その中で最も規模の大きいパーティーが、世界三大レイヴの1つである「フルムーンパーティー」になります。(レイヴはざっくり言うと、野外とかで一晩中音楽流して盛り上がろうぜー的なイベント。日本のイベントいうとULTRA  JAPANなどが近いイメージ。)

その名の通りフルムーンパーティーは満月の日に行われるため、1ヶ月に1回開催されます。

会場となっている場所は島の北東部にあるハード・リンビーチで、昼間は海水浴やくつろぎの場となっていますが、日が沈むにつれてDJブースが組み立て建てられたり、出店がポツポツとできはじめ、徐々にパーティーの雰囲気を醸し出してきます。

当日は欧米人を中心に砂浜に数万人がどっと集まります。参加者の多くは発光するボディペイントや服を身につけています。ペイントは路上のいたるところで描いてもらうことができ、服もそこらじゅうで買うことができます。

パーティーは夜の8時くらいから始まり、翌日のお昼あたりまで続きます。その間常に爆音が砂浜中に鳴り響き、音楽にのせて踊ったり酒を飲んだりしながら皆自由にその空間を楽しんでいます。

そんな場所に行っても楽しめるかな、、、という方もいるかもしれませんが、大丈夫です。

砂浜には音楽のジャンルが若干違う5〜6程のブースがあり、どこもぎっしり人が集まっています。ブースによっては「お立ち台」があり、みんなで楽しくおどっています。その中にシラフで飛び込んでみてください。確実に欧米人のテンションに巻き込まれて踊っていること間違い無しです。

最近見た映画、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2リミックス」の中でドラッグス(写真左)はこう言っていました。

出典:http://comicbook.com/

「世の中にはダンスをするやつとしないやつがいる」

まぁそりゃそうだろって感じなんですけど、ドラッグスはダンスをしない人が好きらしいです。

あなたはドラッグスに好かれたいですか?それとも余計なことを気にせずパンガン島の時間を最大限に楽しみたいですか?(そもそもそんなことで悩む人はフルムーンパーティなんて行かないですね。)

ちなみに音や人混みに疲れても砂浜は広いので休憩するスペースもたくさんあります。

崖の上まで登ればバーもあります。

また、音楽以外でもフルムーンパーティーでは「バケツカクテル」が有名です。バケツといってもそれを浴びるように飲むと言うわけではなく、ストローが何本もささっていて、みんなでシェアして飲むと言う感じです。バケツを買ったらどんどんシェアして、いろんな人と仲良くなりましょう。

その他、引っかかるまで終わらない火縄跳びや火の輪潜り、滑り台など、クレイジーなアトラクションがたくさんあります。誰でも参加できます。楽しいですよ。

ちなみに詳しい日程などは以下のサイトが参考になります。

パンガンWalker

 

以上、フルムーンパーティについてのみ書きましたが、実際はフルムーンの前に「ハーフムーンパーティ」や「アフタームーンパーティ」、その他「〜ムーンパーティ」がいくつもあり、一年中ほとんどパーティーしています。正直やり過ぎ感月がなくなったらどうすんの感がありますが、皆パーティーを心から愛しているんですね。また、綺麗な海を守るために、参加者による浜辺のクリーン活動なども行われているようです。

参加した際にはゴミはポイ捨てしないようにしましょう。



この記事の目次

アクセス


パンガン島へ行くにはバンコクから飛行機、バス、電車などを使って「スラターニ」か「チュムポーン」か「サムイ島」を経由して向かうことになります。バンコクからサムイ島への直行便はありませんが、バンコクからパンガン島ぱで連れていってくれるツアーに申し込むことができます。

私はバンコクのカオサンロードから全てのチケットを手配しました。(約700バーツ〜)いたるところでツアーを申し込むことができますが、これもパーティーが近づくにつれて値段が跳ね上がって行くので、バンコクについたらすぐに手配するようにしましょう。

荷物を預かってくれるサービスもありますので、荷物の多い人は貴重品以外預けた方が身軽です。

バスの場合は夜18時ごろにカオサンを出て、スラターニに着くのは朝6時ごろになります。

そこから約1時間かけてトンサラ港まで向かい、フェリーに乗り換えます。

フェリー乗り換えの様子

約3時間半でパンガン島の港町トンサラに到着します。そこからは、ソンテウという相乗りタクシーでハードリンビーチに行くことができます。

 

宿情報


パーティーに参加するのであればパンガン島に宿を取るのがベストですが、もちろんあっという間に埋まってしまいます。参加する日が決まったら早めにBooking.comなどで宿を確保しましょう。また、ハード・リンの宿は少々高いので、港近くのトンサラで宿を取るのをおすすめします。

ちなみに会場にはSLEEP AREA(砂浜に網で区切られたエリアがあるだけ)もあります。砂浜で寝ることになりますが、警備員も見張っている?ので空いていればそこを利用することもできます。

私の場合はバンコクにほとんどの荷物を置いていて身軽だったし、そこら中でみんな寝ていたので、SLEEP AREAではない普通の砂浜で朝を迎えました。以外とそういう人も多いようです。自己責任ですが。