ジョージア

トビリシ

ジョージアという国はご存知ですか。

ピンと来ない方は、「グルジア」と言えばなんとなく聞いたことがあるのではないでしょうか。

日本では2015年4月まで、政府が旧ソ連の国名表記であるグルジアを使用していましたが、

2015年4月22日付けでジョージアに名前を変更しました。

「グルジア」はロシア語に由来するものだったようで、政府は英語によるジョージアに切り替えるように各国に働きかけているようです。

ジョージアの首都はトビリシという街になります。

日本からジョージアに訪れる際は、おそらくはじめにこの街を訪れることになると思います。

有名なカズベキや、メスティア、ムツヘタ、クタイシ、メスティア方面へはこの街を起点にして向かうことになるかと思います。

トビリシには古くからのジョージア正教の教会や大聖堂がいくつも点在しています。

メテヒ教会、シオニ大聖堂など、ジョージアのキリスト教の歴史を感じることのできる場所がたくさんあります。

街は山や丘に囲まれており、少し丘の方に目を向けるといたるところに十字架が立っています。

少し街を離れた所に湖畔に建つアナヌリ教会という美しい教会もあります。トビリシならず、ジョージアにはこのような教会が山ほどあります。

また、Liberty Square駅の近くにはトビリシの旧市街地があり、散歩をして見ると楽しいですよ。

出典:http://4travel.jp/

旧市街を見下ろす場所に4世紀に作られたナリカラ城塞跡もあります。ロープウェイを使っていけます。

旧市街を見下ろすナリカラ要塞跡

またジョージアはワイン発祥の地と言われています。

街の大通を少し外れて歩いていると、道路の脇のいたるところにぶどうの木がなっています。

街には大通りにもいくつかワインセラーのあるお店がありますが、私は公園前にあるこちらのお店でワインを購入しました。

陶器に入れられたワインも多く売られています

ジョージアの人はほとんど英語を話せませんが、こちらのオーナーの女性はイギリスに10年以上住んでいたため英語が話せます。

ジョージアの有名なワインやオススメのワインをいろいろ解説してくれます。

お土産にワインでも買って帰りたいときには訪れてみるといいかもしれません。フレッシュなワインの試飲もさせてくれますよ。




アクセス


トビリシの空港から市内へは、空港から出ている「37番」のバスに乗ります。このバスは24時間、30分ほどごとに運行しています。

バスに乗るとドアの目の前に料金を入れる機械があるので、50テトリ(0.5ラリ)を入れて下の乗車券を発行します。トビリシの市街地には1時間弱でつきます。終点はVagzali駅になります。券は降りるときに必要になるときがあるので大事に取っておきましょう。ちなみに、空港からのバスに限らず市内のバスはどこまで乗っても一律50テトリで利用することができます。

また、トビリシ市内はメトロでも巡ることもできます。

トビリシの地下鉄を利用するには下の写真にあるカードが必要になります。

逆さまですね、、、

カードは改札前の窓口で2ラリで買うことができます。カードを購入時に、チャージしたい金額を上乗せして支払ってください。ちなみにメトロもどこまで乗っても50テトリで利用することができます。

さらにこのカード、市バスを利用する際にも利用できます。バスに乗るのには小さな小銭が必須なので、作っておくと便利ですね。

 

宿情報(2017年8月現在、1ラリ≒45.8円)


「comfort plus hostel」

ドミトリー:10ラリ

ダブルルーム(一室のみ):22ラリ

Wi-Fi有り、キッチン有り、シャワートイレ共同、洗濯無料、コーヒー・紅茶無料

Guramishvili駅から徒歩10分弱。オーナーのマナナさん含めて、スタッフ一同1日に何度もバスルームや部屋の掃除をしているため、とても清潔な宿です。宿に入る前には靴も脱ぐようになっています。Wi-Fiもかなりサクサク使えます。徒歩5分圏内にコンビニのような店、10分圏内にスーパー、薬局があります。

 

「memories hostel」

ドミトリー:10ラリ

Wi-Fi有り、キッチン有り、シャワートイレ共同

こちらはLiberty Square駅から350メートルと市内の中心地に位置しながらも、低価格と抜群の居心地の良さを実現している人気の宿です。内装はとてもオシャレで清潔です。ホステルではダーツも楽しむことができます。人気の宿で、すぐに予約で埋まってしまいます。宿泊を予定の際は早めにサイトから予約しておくようにしましょう。