ジョージア

クタイシ

メスティアからトビリシ方面にマルシュルートカで6時間ほど走れば、クタイシという街に着きます。

クタイシには世界遺産が2つありました。

ゲラティ修道院とバグラティ大聖堂です。

私はバグラティ大聖堂に行きました。

街を見渡すことのできる場所にバクラティ大聖堂があります。

実はこの建物、過去に世界遺産だったようですが、世界遺産としての完全性を損ねかねない再建工事を遂行してしまったために、今年2017年に世界遺産から除外されたという過去を持ちます。笑

現在、クタイシにある世界遺産はゲラティ修道院のみのようですね。

世界遺産ではないとしても、エメナルドグリーンの綺麗な教会でした。

大聖堂から見下ろすクタイシの街も、トビリシやメスティアとまた違う雰囲気を出していました。

大聖堂を出ると、地元の女の子がクタイシの街についてどう思う?みたいなインタビューをしていました。

インタビューの内容は、クタイシの道路についてどう思うか、でした。笑

一体なんの調査をしているのやら、、、。

その後街の中心地まで車で連れて行ってくれたりと、親切な二人組でした。

他にもロープウェイがセンターと呼ばれる噴水の近くにあり、せっかくなので行って見ました。

登った先には、寂れた遊園地がありました。一部のアトラクションはまだやっていました。

特に、ゴーカートだけはかなり盛り上がっていました。

その他クタイシの観光地としては鍾乳洞と、トルコのカッパドキアにあるような地下都市が有名です。

地下都市は少し街から離れた場所にあるようです。



アクセス


クタイシへの行き方ですが、大きな街なのでトビリシやメスティアなど、いろいろな場所からマルシュルートカが出ています。

■トビリシから

所要時間:4時間

料金:10ラリ

■メスティアから

所要時間:6時間

料金:25ラリ

クタイシへマルシュで向かうと決まってマクドナルドの前に降ろされます。

マクドナルドの前を走る1番の民間バスに乗れば、15分ほどで町のセンターまで向かうことができます。料金50テトリ。

 

宿情報


「メディコ&スリコの家」

無料Wi-Fi、夕食&朝食付き、シャワートイレ共同、ワイン飲み放題

 

実は、私がクタイシに来たのはこの宿に泊まりにくることだけが当初の目的でした。

お酒が好きな方には最高の宿だと思います。

この宿は酒好きのスリコとその奥さんのメディコ、その娘さんで経営されています。

昼過ぎに宿にチェックインするなり、「リトル、リトル」とメディコがジョージア名物のチャチャ(50度以上のお酒)を入れてくれました。

いっぱい飲むとすぐに二杯目をついでくれました。笑

そして地下室にいってみるとスリコが。

今度はスリコが、この注がれたら飲むしかない入れ物(角をくり抜いて作ったもの?置けません 笑)に赤ワインを入れてくれました。

どんどん飲みます。ほどほどにして、また夜飲もうということになりました。

観光を終えて夜の8時に帰ってくると、メディコと娘さんが夜ご飯を用意してくれていました。

夜ご飯は美味しいし、お代わりもできました。

そして宴会は始まります。スリコが冷蔵庫から大量のワインを持って来ます。

このサイズが何本か準備されています

宴会の中で、スリコは数々の秘技を披露してくれます。

この飲み会が楽しいんですね。ちなみに飲み会中はラジカセで日本の童謡が流れています。笑

北風小僧のかんたろ〜とか。昔日本の方にラジカセとカセットをもらったようですね。

そしてスリコはメディコが大好きです。「メディコライラブユー」と、飲み会中なんども叫んでいました。笑

若かりし頃の写真を持ってくるスリコ

飲み会は深夜まで続きます。

スリコの飲み道具

スリコは英語をほとんど話せませんが、どんどんコミュニケーションとってくれます。お酒と共に。

宴会中、個室にいた客もドアをノックして全員宴会場に連れて来ました。笑

メディコは英語を少し話せます。話すときはとてもマイペースで喋ります。笑

飲み会は楽しく、二人の優しさも感じることのできて素晴らしい宿でした。また行きたいです。

飲み会後のドミトリー

当日予約無しで泊まろうと、予約サイトで予約しようと、宿泊料金は一律30ラリです。

サイトではドミトリーや個室によって料金設定が異なりますが、どこに泊まろうと料金は上記に変わりありません。

私が泊まった翌日はドミトリーも個室も全て満室でした。

人気の宿ですので、宿泊を希望する際はサイトで事前に部屋を抑えて置くことをオススメします。

ちなみに「メディコ&スリコの家」は少し街の中心地から離れた場所にありますが、センターから歩いて10分ほどです。maps.meなどで場所が確認できます。