アルメニアのシンボル「アララト山」。
その山はエレバンの市内からも見ることはできますが、その山が歴史的な修道院と一緒に望める場所があります。
その場所、ホルヴィラップ修道院はアルメニアとトルコの国境近くにあります。
アララト山はノアの箱舟が辿り着いた山として有名な山で、大アララト山(標高5,137m)と小アララト山と二つ並んでいます。
アルメニアのシンボルとなっているこの山ですが、実はトルコにある山なんですね。

地理的にはトルコにあるものの、アルメニアが麓に続く高原地帯にあることから人々の心の拠り所となっているようです。
そしてこのホルヴィラップ修道院、建てられたのは4世紀になります。
アルメニアにキリスト教を広めた聖グリゴールが当時のアルメニア王に13年間囚われていた場所ということで有名です。

石を積み上げられて作られているその教会は、想像していたよりも綺麗で眺めも良く、気持ちのいい場所でした。




そして建物の1つに、聖グリゴールが閉じ込められていた地下室に行く階段のあるものがありました。

地下室は生ぬるい空気でした。狭いのか、広いのか。天井は高かったですが、この空間に13年間、、、。考えただけで気が狂いそうでした。笑




修道院の周辺はどこを見ても景色が壮大です。マルシュが出発する時間まで少し時間があったので、目の前の丘に登ってみることにしました。



ジョージア、アルメニアと続いて絶景なれしていましたが、飽きない景色でした。
道路を散歩しながら振り返ると、アララト山とホルヴィラップ修道院が合わさりいい感じの景色が広がっていました。

景色が綺麗でとても居心地のいい場所です。
アクセス
まず市内を走る37番、44番、58番、22番のどれかのバスに乗って、「Sasuuci David Bus Station」に向かいます。市内から10分程度。そこからはマルシュが出ています。人が集まったら出てくれます。片道500ドラム。所要時間1時間。

ちなみに帰りはタクシーもありますが、マルシュから降りるときに運転手が帰りに迎えに来る時間を渡してくれます(2時間後くらい)。私の時は集合時間の30秒前に遠くから約束したマルシュが猛スピードで走ってくるぐらい、きっちり時間を守るドライバーでした。笑