メスティアからさらに山奥に、「ヨーロッパ最後の秘境」と呼ばれるウシュグリの街はあります。
この街は4つの集落で構成されていますが、人口約200人程度です。観光地化もほとんど進んでいません。
ウシュグリの村は世界遺産にも登録されています。
街にはメスティアにも見られた復讐の塔がいくつも建っています。この村にもメスティアの街と同様、血の掟の歴史が過去にあったんですね。

ジョージアはどのまちに行っても教会がありますが、ウシュグリにもラマリア教会と呼ばれる教会があるようです。

そしてこの教会にもセットで復讐の塔が建っているんですね。

復讐の塔の中でも、街にある「タマラ王女の塔」と呼ばれる塔の場所に登れば、街を一望することができます。



ウシュグリの街も、昔に比べて少しずつ観光客が増えて着ているようです。
「もはや秘境ではない。」という人もいました。
さらに観光客が増えて行く前に訪れて見たい場所ですね。
アクセス
メスティアからの距離は45kmと短いですが、かなりの悪路を走るために、4WDの車で片道3時間ほどかかってしまいます。

所用時間は片道2時間半〜3時間で、料金は4WDタクシーまたはマルシュルートカをシェアしていくことになります。
往復一台120ラリ、6人でシェアして一人20ラリほどのようです。
早朝8時くらいにインフォメーションセンター前の広場に向かえば、同じくウシュグリに向かう人たちが集まっているので、人が集まれば出発するという感じです。
たまに広場に向かって歩いている最中に、ウシュグリに向かうマルシュなどが声をかけてくれる場合もあります。
宿情報
ウシュグリにはたくさん宿があり、普通に泊まれるようです。
ゲストハウスからホームスティの様に家に泊まる形態まで、観光地化も進んでいるんですね。
無料Wi-Fi、シャワートイレ共同
無料Wi-Fi、朝食付き
どちらの宿も徒歩圏内にレストランやカフェもあるようです。